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クロスバイクで長距離走行はできるのか?

による nicole hu 02 Apr 2024
先日、スポーツ自転車に乗り始めたばかりの初心者の方から質問をいただきました。

『友達とツーリングに行くのですが、クロスバイクで100km以上走ることはできますか?』

という質問でした。


自転車なので、どれくらいでも走れると思ったのですが、『20kmくらいまではクロスバイクが良くてそれ以上となるとロードバイクでないとダメだと聞いて』と付け加えられました。


実はここに色々な考えがあるので、詳しく解説し、筆者なりの回答をお知らせしたいと思います。


自転車に距離の制限はない

質問者さんの『クロスバイクは20kmくらいまで』という考えは、恐らく通勤や通学の時の目安だと思われます。


これはあくまで目安であって、楽に通勤(通学)するという事が大前提にあります。

慣れたらなんでもないよ、と言われる方もいらっしゃいますので、通勤(通学)だとしてもクロスバイクで20km以上通勤(通学)しても全く問題ないのです。


しかも、日々乗るのではなく、1度だけのツーリングの場合、当然もっと長い距離を走っても問題ないのです。


ツーリングに行くのが1回だけならば、全然問題なく、一度行ってみて、しんどいと思ったら次回からロードバイクを準備したので十分だと思います。


それよりもツーリングに向けて自転車の整備をした方がいいでしょう。

サビたチェーンだと100kmは大変ですし、タイヤがすり減っていたら、途中でパンクしてしまうかもしれません。


今後、100kmくらいの距離を何度も走るような場合は、ロードバイクを入手されることをお勧めします。

その際は、ちゃんとしたロードバイクを選ぶことをお勧めします。

△ICAN ワイドリムカーボンホイール

安い自転車は避ける

ここでもう一つ考えなければならないのは、そのロードバイクがどんな自転車かという事です。

名もないお店で買った名もないメーカーの自転車で、2万円前後のクロスバイクの場合は、長距離走る場合心配が残ります。


絶対ダメという事はありませんが、トラブルが起きる可能性もあります。

そう言ってしまったら、高級な自転車だってトラブルは起きるので同じじゃないかと思われるかもしれません。


しかし、信用のおける自転車に起きるトラブルは想像の範囲程度、信用のおけない自転車の場合、なにが起こるか予期できません。


新しい自転車であってもタイヤがバーストしたり、チェーンが切れたり、ブレーキワイヤーが切れたりすることもあるようです。


こういったトラブルは安い部品を使ったり、組み立てや調整がいい加減だったりすることから起きます。

そう言ったコストを削減しているから販売価格が安くなるのです。

つまり、安い自転車は安いだけの価値しかないという事も知っておいてください。


一番いいのは信用のおける店で、信用のおける商品を買うことなのですが、コスト的に難しい場合などは、有名チェーン店で購入された安い自転車の方がまだ安心できます。


自転車にかかる費用は車体本体だけではない

ロードバイクを選ぶ場合、ある程度ちゃんとしたものを選ぶとどうしても10万円以上はしてしまいます。


しかし、ロードバイクの場合、車体本体を買って終わりという訳にはいきません。

無くてもいいと言えばいいのですが、交換パーツやアップグレードパーツなどが欲しくなるし、メンテナンス用の工具なども欲しくなってきます。


ウェアやシューズ、バッグ、グローブなど揃えるとしたら2万円~5万円くらいは覚悟する必要があります。

なにも、これらを一度に買う必要張りません。

少しずつ、無理のない範囲で買いまして行くなどすればいいのです。


ただ、ツーリングに行かれるとしたらお手持ちの自転車の整備などをする必要があるともいますので、変に安いロードバイクを買われるよりは、工具などを購入され、整備した方が結果的に満足度の高いツーリングになると筆者は考えます。

△ICAN ワイドリムカーボンスポークホイール

クロスバイクで100km走るために

クロスバイクで100km走るために、少しばかり準備はした方がいいでしょう。

チェーンに油を注す、タイヤの空気を正しい圧力まで上げる、ブレーキがちゃんと利くように調整するなどの基本的なことは当然やるとして、以下をお勧めします。


・サドルバッグ

・ドリンクホルダー

・バーエンド


上記、3店の追加です。

サドルバッグは文字通りサドルの下側に付けるバッグのことで、ちょっとした小物を収納できます。


六角レンチやタイヤレバー、交換用のチューブなどを入れて置くのはどうでしょうか。

当然、バッグに入れることもできるのですが、重たいので体力を消耗します。

サドルバッグに入れておけば、背中に背負わなくていいので楽になります。


ドリンクホルダーは、その名の通り飲み物を車体に取り付けることができます。

長距離走る場合は、水分補給も大切ですので、あった方がお勧めです。

これもペットボトルをバッグに仕舞うこともできるのですが、重たいのでドリンクホルダーに任せてしまいたいところです。


バーエンドはハンドルの末端に延長するハンドルのことです。

クロスバイクの場合、ハンドルが一文字なので、長距離走ると手が疲れてきます。

少し違う場所を持ちたいと思うはずなので、付けておくと楽になると思います。

 

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