フィーチャード クロスバイクで長距離走行はできるのか?
先日、スポーツ自転車に乗り始めたばかりの初心者の方から質問をいただきました。
『友達とツーリングに行くのですが、クロスバイクで100km以上走ることはできますか?』
という質問でした。
自転車なので、どれくらいでも走れると思ったのですが、『20kmくらいまではクロスバイクが良くてそれ以上となるとロードバイクでないとダメだと聞いて』と付け加えられました。
実はここに色々な考えがあるので、詳しく解説し、筆者なりの回答をお知らせしたいと思います。
自転車に距離の制限はない
質問者さんの『クロスバイクは20kmくらいまで』という考えは、恐らく通勤や通学の時の目安だと思われます。
これはあくまで目安であって、楽に通勤(通学)するという事が大前提にあります。
慣れたらなんでもないよ、と言われる方もいらっしゃいますので、通勤(通学)だとしてもクロスバイクで20km以上通勤(通学)しても全く問題ないのです。
しかも、日々乗るのではなく、1度だけのツーリングの場合、当然もっと長い距離を走っても問題ないのです。
ツーリングに行くのが1回だけならば、全然問題なく、一度行ってみて、しんどいと思ったら次回からロードバイクを準備したので十分だと思います。
それよりもツーリングに向けて自転車の整備をした方がいいでしょう。
サビたチェーンだと100kmは大変ですし、タイヤがすり減っていたら、途中でパンクしてしまうかもしれません。
今後、100kmくらいの距離を何度も走るような場合は、ロードバイクを入手されることをお勧めします。
その際は、ちゃんとしたロードバイクを選ぶことをお勧めします。
△ICAN ワイドリムカーボンホイール
安い自転車は避ける
ここでもう一つ考えなければならないのは、そのロードバイクがどんな自転車かという事です。
名もないお店で買った名もないメーカーの自転車で、2万円前後のクロスバイクの場合は、長距離走る場合心配が残ります。
絶対ダメという事はありませんが、トラブルが起きる可能性もあります。
そう言ってしまったら、高級な自転車だってトラブルは起きるので同じじゃないかと思われるかもしれません。
しかし、信用のおける自転車に起きるトラブルは想像の範囲程度、信用のおけない自転車の場合、なにが起こるか予期できません。
新しい自転車であってもタイヤがバーストしたり、チェーンが切れたり、ブレーキワイヤーが切れたりすることもあるようです。
こういったトラブルは安い部品を使ったり、組み立てや調整がいい加減だったりすることから起きます。
そう言ったコストを削減しているから販売価格が安くなるのです。
つまり、安い自転車は安いだけの価値しかないという事も知っておいてください。
一番いいのは信用のおける店で、信用のおける商品を買うことなのですが、コスト的に難しい場合などは、有名チェーン店で購入された安い自転車の方がまだ安心できます。
自転車にかかる費用は車体本体だけではない
ロードバイクを選ぶ場合、ある程度ちゃんとしたものを選ぶとどうしても10万円以上はしてしまいます。
しかし、ロードバイクの場合、車体本体を買って終わりという訳にはいきません。
無くてもいいと言えばいいのですが、交換パーツやアップグレードパーツなどが欲しくなるし、メンテナンス用の工具なども欲しくなってきます。
ウェアやシューズ、バッグ、グローブなど揃えるとしたら2万円~5万円くらいは覚悟する必要があります。
なにも、これらを一度に買う必要張りません。
少しずつ、無理のない範囲で買いまして行くなどすればいいのです。
ただ、ツーリングに行かれるとしたらお手持ちの自転車の整備などをする必要があるともいますので、変に安いロードバイクを買われるよりは、工具などを購入され、整備した方が結果的に満足度の高いツーリングになると筆者は考えます。
△ICAN ワイドリムカーボンスポークホイール
クロスバイクで100km走るために
クロスバイクで100km走るために、少しばかり準備はした方がいいでしょう。
チェーンに油を注す、タイヤの空気を正しい圧力まで上げる、ブレーキがちゃんと利くように調整するなどの基本的なことは当然やるとして、以下をお勧めします。
・サドルバッグ
・ドリンクホルダー
・バーエンド
上記、3店の追加です。
サドルバッグは文字通りサドルの下側に付けるバッグのことで、ちょっとした小物を収納できます。
六角レンチやタイヤレバー、交換用のチューブなどを入れて置くのはどうでしょうか。
当然、バッグに入れることもできるのですが、重たいので体力を消耗します。
サドルバッグに入れておけば、背中に背負わなくていいので楽になります。
ドリンクホルダーは、その名の通り飲み物を車体に取り付けることができます。
長距離走る場合は、水分補給も大切ですので、あった方がお勧めです。
これもペットボトルをバッグに仕舞うこともできるのですが、重たいのでドリンクホルダーに任せてしまいたいところです。
バーエンドはハンドルの末端に延長するハンドルのことです。
クロスバイクの場合、ハンドルが一文字なので、長距離走ると手が疲れてきます。
少し違う場所を持ちたいと思うはずなので、付けておくと楽になると思います。
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詳細を読む新発見!自転車フレームとタイヤの清掃に効果絶大アイテム紹介
自転車に乗ると、必ず汚れます。シティサイクル(ママチャリ)ならばそれもアリかもしれませんが、高額なロードバイクなどスポーツ車に乗る時は、きれいに保ちたいですよね。 筆者の経験なのですが、昔働いた会社では「キレイも性能のうち」という言葉がありました。きれいにしていると、小さな不具合などを見つけることができるし、大きな不具合を未然に防ぐことができます。 なにより、きれいだと気持ちがいいですよね。 そして掃除するのですが、意外ときれいにはならないのです。 △ICAN 36 PIEカーボンスポークホイール 今回は、劇的に綺麗になる方法をお知らせします。 特別な洗剤などは使いません。 普通のウェス(雑巾)とメラミンスポンジだけです。 ■メラミンスポンジとは 今回使う「メラミンスポンジ」とは100円ショップなどでも売られている主にキッチンで使う様なスポンジです。 特徴としては、メラミン樹脂をミクロン単位で発泡させることでできる硬度の高い骨格構造があるということ。 馴染みのある商品名だと「激落○くん」などがあります。 あれです。 見た目は単なる白いスポンジですが、目が細かい印象でしょうか。 やわらかいですし、フワフワしています。 それだけ見たら、こんなので汚れが本当に落ちるのか疑問に感じてしまいます。 でも、その効果は大きいです。 ■タイヤの洗浄方法 まずは、清掃前 恥ずかしいですが、全体的に黒いですよね。 内側なんて最初から黒かったんじゃないかと思えるほど一様に黒いですが、最初は真っ白だったタイヤです。 これまでに試してダメだった方法もお知らせします。 自動車用のタイヤ洗浄クリーナーは自動車にはいいのですが、自転車には泡が多すぎてちょっと向いてなかったです。 家庭用中性洗剤で洗う方法はまあまあ良かったのですが、ブラシで擦る方法は割と大変でした。 比較的きれいになるので、筆者もこれまで注意洗剤+ブラシで洗っていました。 今回はこれよりも楽で綺麗になる方法となります。 まずは、台所用の中性洗剤を20倍くらいに薄めた水を霧吹きでタイヤ全体に塗布します。 (3分ほどほいた方が汚れは落ちやすいみたいです) 汚れが落ちにくい時は、洗剤を薄める水をお湯で薄めると効果が高くなります。 温度的には50度くらいが効果が高いようです。 (洗剤のよって細かくは異なります) その後、メラミンスポンジで軽くこすります。 擦るのは数回くらいで大丈夫です。 具体的には5往復くらい。 場所ごとというよりは、ホイール全体のうち90度くらいを一気に擦ります。 そのあと、ウェスで汚れを拭き取ります。 これだけでかなり劇的に綺麗になります。 しかも、メラミンスポンジはかなり目が細かいので、タイヤに傷らしい傷が入らないようです。 その後も汚れやすくなったりしません。 表裏、前後清掃しても10分かかりません。 それでこの効果なので、やらない理由が見つかりません。 △ICAN GRAROグラベルフレーム ■フレームの清掃 フレームの清掃は空拭きがいいでしょう。 ただ、空拭きでは100%の汚れは取れません。 「100%でないとダメ」と思いがちですが、ここは考えを少し変えてみてください。 「空拭きで7割」と頭を切り替えるのです。 7割でいいと考えると拭き上げ作業はサクサク進みます。 そして、仕上げはメラミンスポンジです。 フロントフォークを軽く拭いただけでこのくらい違いが出てきます。 ダイヤに面した部位は手が入りにくく、ウェスも入りにくい上にメラミンスポンジも入りにくいので、ちょっと掃除はやりにくいですが、そういった場所は程々でいいかもしれません。 あまり厳密に掃除してきれいにしてしまうと次自転車に乗って汚すのを嫌うようになってしまって、本末転倒です。 「掃除しにくいところは程々でいい」と考えると急に楽になります。 メラミンスポンジは、簡単にすり減っていきます。 今回は自転車のフレームとタイヤ全体に使ったので、掃除が終わった後はこのような状態になりました。 あまり気合を入れずともかなり簡単に綺麗になることが分かったので、次からはもう少しこまめに効果的な清掃ができそうです。 画像を通してあなたにもそれが届くと嬉しいです。...
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詳細を読む21mmまたは23mm:主流のホイールリム内幅はどちらですか?
時代は急速に変化しています。私たちの記憶にある通り、メインストリームのロードホイールセットの幅は常に19mmで、タイヤは23mmでした。かつては、より狭いロードタイヤはより高いタイヤ圧を意味し、それによりより速い速度が得られると信じられていました。しかし、より幅広いタイヤは低い圧力でより快適で、低い圧力での転がり抵抗も低くなります。ロードバイクでチューブレスタイヤの人気が高まるにつれて、低いタイヤ圧が完全にロードバイクの世界を変えました。最も重要な変化は、ロードバイクがより多目的になり、今では快適に岩の多い道路を通過できるようになったことです。エアロダイナミクスの高いロードバイクもこれに使用でき、一方、耐久性のあるロードバイクはより軽量でエアロダイナミックになることができます。
メインストリームのロードタイヤは現在、より幅広いタイヤに合わせて25mmから28mmに移行しています。21mmの内部幅よりも小さいホイールセットを購入することは古く感じられ、23mm、22mm、25mmの内部幅がますます人気を集めています。これにより、ロードホイールセットは21mmと23mmの内部幅の2つの考え方に分割されています。問題は残っています:メインストリームのホイールセットの内部幅は何ですか?
国際的な大手ブランドのホイールセットの観点からは、Roval、Vision、Shimanoは21mmの内部幅の派であり、Bontrager、Enve、Zippは23mmの派であり(フックレスのホイールセットも内部幅が25mm)、そしてCampagnoloは21mmから23mmに変更しています。21mmと23mmの内部幅の割合は50/50です。
19mmから21mmへ
チューブレスタイヤを完全に採用するためには、21mmの内部幅から始めることが推奨されています。これは、より幅広い内部幅がタイヤをより多く膨らませ、より低い圧力を利用することができるため、チューブレスタイヤの主な利点です。さらに、タイヤの膨らみを防ぎ、低い圧力を使用する際のタイヤの横方向のサポートを提供し、タイヤが横にねじれるリスクを軽減します。
21mmから23mmへ:タイヤがより幅広くなる!
ホイールの幅を2mm増やす場合、例えば21mmから23mmにすると、追加の2mmが加わります。しかし、これは19mmから21mmにアップグレードするほど大きな変化ではありません。21mmと23mmの間では、タイヤの横方向のサポートには明確な違いはありません。ただし、23mmの増加した内部幅により、タイヤはさらに1〜2mm膨らむことができます。これにより、快適性を損なうことなく、より低いタイヤ圧(約5〜10psi)を使用できます。たとえば、ミシュランPOWER CUP 25cタイヤを21mmのホイールセットに装着すると、幅は28mmになります。23mmのホイールセットに装着すると、1.4mm幅が広がり、つまり29.4mmになります。この効果は、重量を増やすことなくより幅広いタイヤを装着したのと同等です。
チューブレスタイヤを使用したくない人には、23mmの内部幅のホイールセットが推奨されます。これは、内側のチューブがいくらかのスペースを取り、チューブのないタイヤと比較して内部空間の容量が減少するためです。その結果、同じタイヤ幅とライダーの重量を使用する場合、タイヤ圧を5〜10psi増やす必要があります。23mmの内部幅のホイールセットは、タイヤがより広がるため、通常、この欠点を補うことができます。ただし、チューブレスタイヤのような超低いタイヤ圧では使用できません。それはスネークバイトによるパンクを引き起こす可能性があるからです。
23mmの内部幅は、28mmのタイヤに最適です。
間もなく、エンデュランスロードバイクだけが28mmのタイヤを使用していました。しかし、今では28mmは25/26mmのタイヤよりも快適なレース用ロードバイクのタイヤとなりました。時には、快適さが速さを意味します。23mmの内部幅は、28mmのタイヤに21mmよりも適しています。通常、23mmの内部幅を持つホイールセットの外側幅は30mm以上になります。これは28mmのタイヤに対してよりエアロダイナミックなフィットです。
マトメ
一般的に、21mmと23mmのホイールセットは似たような内部幅を持っています。フック付きの21mmとフックレスの23mmのホイールセットの両方がチューブレスタイヤに適しており、実際の使用ではほとんど差がありません。ただし、開放タイヤ用の23mmの内部幅は、より低いチューブレスタイヤ圧(21mmの内部幅)に適しており、より快適な乗り心地を提供します。28mm以上のタイヤを使用する重いライダーであれば、23mmの内部幅がより有益です。
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