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700C?650B?タイプで選ぶグラベルロードバイクホイール

による nicole hu 05 Jul 2021 0 コメント

 オンロード・オフロードともに八面六臂の役割を果たしてくれるグラベルロードバイクの人気は近年、高まるばかりです。各メーカーともしのぎを削り、すばらしいバイクが市場に出回ってきたように思えます。

となると、多くのグラベルロードバイクライダーが完成車に飽き足らず、もっと自分の個性に沿った走りを追求するために、足回りの改良を目指すのはごく自然の流れです。

 

 グラベルロードバイク市場も盛り上がりを見せているとはいえ、まだまだ発展途上であり、情報やグラベル専用のホイールが潤沢にあるかと言われればそんなこともありません。そんなライダーのために、グラベルロードのホイールサイズの選び方と、ICANからのとっておきな耳寄りな情報を入手しましたので、ICANファンの皆さんにいち早くお伝えしたいと思います!

 

グラベルカーボンホイール

 グラベルロードバイクの大きな特徴のひとつは、タイヤクリアランスに余裕を持たせていることです。グラベルロードバイクの良さを引き出す構造やジオメトリーを保ちながら、いかにタイヤクリアランスを確保するか。これがグラベルロードバイクの真骨頂ともいえます。

 大きなタイヤクリアランスによりオンロードでもオフロードでも様々なコンディションでのライドを可能にし、特にオフロード時に発生するフレームとホイールの間に泥等が詰まることを防いでくれます。

 

 こうした様々なタイプのタイヤクリアランスを持つグラベルロードバイクの特徴を引き出すには、同じフレームで700cと650Bの両サイズのホイールを使い分け、そのライド用途によってホイールを使い分けることで、さらにグラベルロードバイクの楽しみ方にアクセントを加えることができます。

 700cか650Bかのどちらのホイールサイズを選ぶべきかは、ライディングスタイルやロケーション、あるいはどのようなアドベンチャーライドに挑戦したいかによって異なってきます。

 

 一般的なロードバイクの標準装備は大きな外径の700cホイールですが、グラベルロードバイクでは一回り小さな650Bホイールを使うことで、タイヤのエアボリュームを増やし安定性をアップできます。

では、具体的に両方のホイールの用途などを検証してみましょう。

 

スピードを求めるなら700cグラベルロードホイール

700cホイールの特徴としては、名前のとおり直径700mm前後のタイヤ直径を指すように大きな外径を持っています。したがって、ペダルを一回転させたときに進む距離が長くなりスピードを維持しやすくなります。つまり巡航性能に優れています。また、車体と地面までの距離が長いので路面から受けるショック抑えることもできます。

また外径が大きいことにより不安定な路面の障害物や凹凸をよりスムーズに乗り越えることができます。

 

 スピードと効率を重視するグラベルライダーにとって700cホイールは理想的な選択肢といえます。35~42㎜程度の幅のタイヤと大径リムにより荒れた路面でのクッション性、快適性を犠牲にすることなく高い巡航スピードを実現することが可能です。

グラベルレースに最も適したホイールサイズであり、様々なライディングコンディションに対応でき、スピードも保てるなど多様性を持つのが700cホイールです。

 

タフに走るなら650Bグラベルロードホイール

 

グラベルカーボンホイール

 現在のロードバイクのタイヤのほとんどは700Cタイヤを装着していますが、グラベルロードバイクでは、650Bタイヤが装着されていたり700Cか650Bかどちらかが選べるモデルが多くなっています。

 

外径の小さい650Bホイールの特徴としては、エアボリュームが大きく低い空気圧で使うことができるワイドなタイヤを組み合わせることが可能になります。650Bタイヤなら、47C程度まで太さをアップできます。これくらいの太さがあれば砂利道やダート、トレイルなどのタフなオフロードでも全く問題ありません。また、テクニカルな路面の凹凸による衝撃を吸収する能力に優れます。

 

 ロードを走るよりもローカルなMTBトレイルでのライディングを楽しみたいグラベルライダーは650Bホイールを好む傾向にあります。

径の小さなリムとワイドなタイヤにより、路面の凹凸や木の根といった障害物をスムーズにクリアしながらシングルトラックを満喫することができます。

 

 また、650Bホイールは、ツーリングやバイクパッキングにも最適です。

大きなエアボリュームを持つ40㎜~2.1インチ程度の幅のタイヤは荷物を積んだ際の安定性にも優れ、荷物を積んだ時のクライミングを容易にしてくれます。

 

 以上のように、自分のライディングシーンによって足回りを変化させることでグラベルロードバイクの楽しみを最大限に引き出すことができ、さらに上級の楽しみを味わうことができるのです。

 

ICANが投入するグラベルロードカーボンホイールG25とはいかに?

 

グラベルカーボンホイール

 ここでいつもブログを読んでくださっている皆さんにとっておきのお知らせがあります。ICANから待望のグラベルロードカーボンホイールG25がいよいよ日本市場にも投入されることが決まったようです!

 

 このほど上市が決まったグラベルロードカーボンホイールG25は、ICANがこれまで培ってきた高い品質と信頼性、技術力を投入し、多様なシーンに対応する優れたものであることは言うまでもありません。

 

 詳細を少し紹介すると、素材には東レT700カーボンを採用。ハブには最新の6Pawls Freehubと72のエンゲージメントポイントが装備されています。650Bでは35mm-50mmのタイヤが装着できます。グラベルロードカーボンホイールの重量は前輪620g、後輪720g、合計でも1340gと相変わらず非常に軽量に仕上がっています。

700Cサイズもラインナップしてくれるようです。

本当に発売が待ち遠しいですね。

 

スピードを求めるグラベルレースから荷物を積んでのバイクパッキングライドまで、高い信頼性やスピード、優れた品質でライダーの期待に応えるICANの今後に、ますます目が離せません。

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