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700Cホイールについて語る

による nicole hu 16 Oct 2020 0 コメント

ロードバイク乗りならば当たり前のように思っている、ホイール/タイヤの700Cという規格、いつからそのようになったのか、ちょっと興味がありませんか?

ここでは、700Cの成り立ちや詳細などと共に、タイヤとのマッチングなどについてもお話します。

自転車乗りの軽いウンチクとして、知っておくのも一興だと思います。

 

自転車ホイールの簡単な歴史

自転車のホイールの規格は、フランス、イギリス、ドイツ、さらには新興のアメリカまでが独自の規格を打ち出していて、混とんとしています。

それは、現在でも続いていて、26インチ、27インチといったイギリス由来のW/O規格だけでなく、700Cといったフランス・イタリア由来のW/O規格、はたまたMTBの29erといったアメリカ発のH/E規格までが混在しています。

今回のテーマである700Cのサイズは、ロードレースに古くから使われて来た規格です。

ロードレースの発祥はフランス・イタリアですからそれも当然のことかもしれません。

少なくとも1980年代までは、ロードバイクのタイヤといえばチューブラーが多数派を占めていました。700C+チューブラーの時代は長く続いたのです。

クリンチャータイヤが主流になったのは90年代になってからのことです。

一般のロードバイクのタイヤがチューブラーからクリンチャーに移った理由については、稿を改めてお話する予定です。

700Cホイールについて

700c

▲ICAN DT AERO 40 詳しく見る

MTBのホイールが26インチ、27.5インチ(650b)、29インチ(29er)と3種類も混在して、未だに議論が絶えないのに対し、ロードバイクのホイールは700Cに統一されています。(650Cという規格も存在していますが、これは特殊例といっていいでしょう)

ロードレースの長い歴史の中で、最適なサイズとして700Cが認知されているわけです。

実際、スポーツバイクのホイールサイズとして、700Cはとてもいいところをついていて、快適性、走破性、安定性などの点で大変優れています。

MTBのホイールサイズがアメリカでは29インチに向かいつつありますが、これも700Cとほぼ同等のホイールサイズなのです。

 

700Cホイールのリム高

700Cホイール
▲ICAN DT AERO 40 詳しく見る

700Cのホイールには、様々なリム高が用意されています。

ハイトの低い35㎜前後のモデルは通常走行/登り用、ハイトが40㎜あたりからエアロ指向が強くなります。

ハイトが低い方が軽量化出来ますから、登りに特化した軽量バイクには好適です。

また、高速でブッ飛ばしたい向きには、ハイトの高いエアロホイールが味方となってくれるでしょう。

どのようなハイトのホイールを選ぶかは、ライダーの判断によります。

様々な情報はあふれていますが、複雑な要素が絡み合っていて、一概に言えるものではありません。

しかし、これもロードバイクの楽しみ・味わいのひとつといえます。たっぷりお悩みください。

 

700Cホイールのリム幅

700c

近年、リム幅は広がる傾向にあります。

これは、安定性と快適性を考えてのことです。広いしっかりした土台(リム)の上に踏ん張ってタイヤが付いている方が剛性に有利なのは、お分かりいただけると思います。

 

しかし、使用するブレーキにより、その傾向は異なります。

リムブレーキでは、従来通りの内幅17㎜が主流なのに対し、

ディスクブレーキでは、少し太めの19~21㎜幅がメインです。なぜでしょう?

 

それは、ディスクブレーキ用のホイールはリム部分に応力がかからないため、軽量化が可能で、その分をリム幅拡大に使えるからです。

何となく、このあたりにもディスク化によるロードバイクの将来が見え隠れしているように思えます。

 

タイヤとのマッチング

700Cホイール

▲ICAN AERO A9 詳しく見る

 

まず、確認すべきは、そのホイールがチューブラー、クリンチャー、チューブレスのどれに適合しているかでしょう。

チューブラーには専用のホイールが必要ですし、クリンチャーを履いているホイールにチューブレスは適合しない場合があります。

 

次に、タイヤサイズとホイールの関係です。

現在のロードバイクは細分化が進み、通常のロードバイクに加えシクロバイク、グラベルバイクといったオフロード指向の太いタイヤを履いたモデルが存在します。

それぞれのタイヤについて見ていきましょう。

 

①通常のロードバイク

リム幅20~27㎜のものが使われ、適合するタイヤ幅は23~28㎜となります。もっと太いサイズもホイールに装着は出来ますが、ロードバイクのフレームは非常にタイトに造られているため、それ以上の太いタイヤはフレームに干渉する恐れがあります。

 

②シクロバイク、グラベルバイク

リム幅30㎜以上のものが使われており、38C、40C といった太めのタイヤが履けます。フレームも余裕をもって造られています。

余談ながら、少々の荒地にも入って行けるこれらのバイクは、ツーリングの楽しみが倍加する感覚があります。近頃人気なのも当然といえるかも知れません。

 

ICANの700Cホイール ラインアップ

700Cホイール

 

ICANではロードバイク用700Cホイールの多彩なラインアップを用意しています。

全てに2年間保証の付く高品質な製品群です。

・ Alu27

700cホイール

▲ICAN Alu 27 前後セット ブラック 詳しく見る

高品質アルミホイールです。24,914円という価格で1660gという軽量化を達成しています。エントリークラスのバイクには手軽に運動性能のアップが期待できます。

 

・ CBW 

700cホイール

▲ICAN CBW 50 クリンチャー 詳しく見る

 

ICANの中ではエントリークラスのカーボンホイールです。リム高38㎜~50㎜が揃っています。ディスクブレーキ用もあります。

 

・ Alpha 

700cホイール

▲ICAN Alpha 40 詳しく見る

クリンチャー/チューブレス兼用のカーボンホイールです。リム高40㎜~86㎜が揃っています。

 

・ FL  

700Cホイール

▲ICAN FL50 G3  詳しく見る

 

ICANではミドルグレードのカーボンモデルです。リム高40㎜~86㎜が揃っています。ディスクモデル、G3モデルあり。

 

 AERO  

700cホイール

モダンな形状のアッパーミドルのカーボンモデルです。リム高35㎜~86㎜が揃っています。ディスクモデルあり。

 

・ DT  

  DT180 AERO 40 ディスク(送料込み)

 ICANの技術の粋を集めた高性能カーボンモデルです。リム高35㎜~86㎜を揃え、多様な要求にお応えできます。 

 

最後に

 

一口に700Cと言っても、サイズ、形状、用途など実に様々な製品があります。

趣味の世界は、かくも深く、味わい深いものです。

しかし、どうか、あまりムキにならず、充実したバイクライフをお楽しみください。

ICANが応援しています!

 

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