ミニベロでの通勤の限界を考えてみた
ミニベロ大好きな筆者が通勤・通学にミニベロが適しているのかを検討してみました。
そして、どのくらいまでは通勤・通学に通えるのか実体験を元にお知らせします。
ミニベロは意外に速い
通勤・通学は朝が大変です。
移動に時間がかかりすぎると遅刻になってしまいます。
ミニベロの速さを考えてみると、最高時速は45~50kmくらいは出るみたいです。
平均時速でいうと、20km~25kmくらい。
ただ、スポーツタイプのミニベロのお話です。
フレームが鉄だとそこまでは出ませんでした。
カーボンフレームのミニベロは軽いです。
車体重量が約10kgです。
最高時速は45~50kmと言うのは、マウンテンバイクくらいの速さにはなります。
ロードバイクだと最高時速は60~70km、平均時速は40kmくらい。
もはや原付バイクよりも速いかもしれません。(原付バイクは公道時速30kmとなっているので)
シティサイクル(ママチャリ)は、最高時速30km位で、平均時速は10km~18km位になると思います。
タイヤ径が小さいのにミニベロはなぜママチャリよりも速いのか。
それは、車体重量の軽さにあると言えます。
同じ材質で作ったとしたら、体積が少ない分、ミニベロの方が軽くなります。
自転車において、この軽さは速さに直結する第一条件なのです。
ミニベロでの通勤可能な距離
ミニベロは意外に速いことが分かりましたが、タイヤ径が小さいのは間違いないです。
頑張って漕ぐことになりますので、あまりに長い距離の場合はかなり疲れます。
6か月間6.3kmをミニベロで通勤してみたのですが、すごく快適でした。
時間的には約40分。
平均時速は時速9.5kmとなります。
街中なので、信号が多く信号ごとに止まっていたのでそれほどスピードには乗れませんでした。
一方で、飛ばせないので周囲の自転車やバイク、自動車などもあまり気にならず安全に通勤できたと思います。
朝から多少の運動になり、仕事の始まりには身体的に既にエンジンがかかっている状態なので、スムーズに仕事にかかれました。
ちょっとした運動なので、会社に着いたと同時にお腹が減ると言うところまではいかずにちょうどいい運動量だったと思います。
また、別の拠点への通勤になったときは、10.7kmを2年間通勤しました。
ここは距離が遠くて普通のミニベロでは割と疲れていました。
元気なときは何ともないのですが、朝がつらい時期や仕事が立て込んでくると、帰りがおっくうになっていたのです。
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通勤時に走りやすい道・走りにくい道
ミニベロで通勤・通学を考えるときに走りやすい道と、走りにくい道があることに気が付きましたので、シェアします。
車通りの多い道路は自動車の幅寄せなどが怖いので出来るだけ避けていました。
自動車は意識していないのでしょうが、かなりスレスレのところを高速で走り抜けられると恐怖感があります。
トラックなどの体積の大きなものがすぐ横を走り抜けると、吸い寄せられるような感覚もあり、これも少し怖いです。
側溝が整備されていない右はガタガタで、走っていると振動がすごいのと自転車にダメージを与えていると思うとあまり好きではありませんでした。
車道のアスファルトと側溝の境目は意外と凹凸が多くて、ミニベロの小さいタイヤ径ではハンドルを取られることもあり、側溝か、アスファルトか、どちらか選択して走らないと危険に感じました。
逆に走りやすい道は、裏道や細い道です。
自動車は朝の通勤時に急いで行きますので、無意識に細い道を避けます。
ミニベロならばスイスイ快適です。
商店街やアーケードも朝から開いているお店は少なくて、人通りも少ないので快適に走れます。
線路が高架になっているようだったら、効果沿いの道は意外と狙い目でした。
そんなに広い道ではないことが多いので、自動車は少ないし、道がきれいで走りやすいのです。
ミニベロを通勤・通学に使うための条件
ここまでお知らせしたら、ミニベロでの通勤・通学を考えてみようと思われたかもしれません。
一つ重要な条件があります。
それは、「駐輪場の使用許可」です。
スタートは自宅なので、持ち家だったり、マンションだったり、アパートだったり、自転車を停める場所はあるでしょう。
しかし、学校や会社の場合、駐輪許可が下りるかは100%ではないのです。
そうは言っても、道端や公園に駐輪するのは嫌なものです。
誰かの迷惑になるかもしれないし、何より大事な自転車が盗難される可能性が高くなります。
市営や県営の駐輪場があれば、1日100円などかなり安い金額で停められますので、安心領と思えば安い物です。
無料、有料、どちらかは分かりませんが、駐輪許可をとって安心できる駐輪場を確保しましょう。
まとめ
ミニベロを通勤・通学に使うとしたら、距離的には10kmくらいまでが適している距離だと思われます。
5kmくらいならば、かなり快適に通うことができます。
ママチャリよりも速く走れるので、スピードに対しての不満はないと思いますが、車道を走る際は自動車に注意してください。
歩道は、基本的に走るものではありませんし、人間優先です。
安全上車道を走れない場合に、歩道を通ることは許されていて、車道側を徐行となっています。
駐輪の際は、盗難防止、いたずら防止のためにきちんとした駐輪場を確保しましょう。
誰かに迷惑をかけるのは、毎日のことなので避けたいですよね。
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