グラベルロードバイクに装備されているvブレーキの今!!
こんにちは、ICAN(アイカン)です。今回はロードバイク、グラベルロードに装着されているvブレーキの現状について触れていきます。そもそもvブレーキについている部品の数は少ないですが、制動力がきちんとしていると有名です。そのため値段が安くなる傾向があります。では見ていきます。
ディスクブレーキとvブレーキの成り立ち
そもそもグラベルロードなどに装着されているvブレーキが普及したのは、1990年後半にシマノメーカーが、マウンテンバイクに搭載したことから広まりました。しかしシマノメーカーが、いきなりvブレーキを製造したわけではありません。最初は、制動力抜群な”カンチブレーキ”というものを使用していました。それを少し改良してvブレーキが生まれたわけです。それからシマノメーカーがvブレーキを搭載した自転車を販売し、下位メーカー達も次々とvブレーキを搭載した自転車を販売しました。あと有名なブレーキには、vブレーキ・ディスクブレーキ・キャリパーブレーキというのがあります。vブレーキはそのキャリパーブレーキと比べ、オフロードに強いため、クロスバイクに続々と装備されていきました。
vブレーキはディスクブレーキに負けたのか
結論からいいますと、マウンテンバイク・シクロクロス・グラベルロードは、主に”ディスクブレーキ”に変化してきています。つまりvブレーキは使われなくなってきたのです。いや完全に使われなくなった、といってもいいくらいです。そのため、グラベルロードなどからvブレーキを搭載した自転車を探すのは大変難しい状況になっていますね。ちなみにvブレーキがディスクブレーキに変化したのは、大体2019年くらいから。
すでにvブレーキのアップグレードは終了している
すでにvブレーキのアップグレードは終了しています。そのためメーカー達はディスクブレーキ・キャリパーブレーキのアップグレードに着手している感じです。現にvブレーキを初めに普及させたシマノは、ディスクブレーキ・キャリパーブレーキにしかアップグレードをしていません。これは公式ホームページに載っていますよ。
Vブレーキってなんだっけ?
先ほども書きましたが、vブレーキはマウンテンバイク・シクロクロス・グラベルロードに、主に装着されていました。部品の数が少ないためか安く提供されています。しかし部品の数が少ないといっても、制動力は強いと有名です。それにクリアランス(間隔)が大きいので太いタイヤにも対応していますね。そして、そんなvブレーキには、実はもう1種類の形があるのです。それはコンパクトミニvブレーキというもの。
コンパクトミニvブレーキとは
一般的なvブレーキのアームの長さは107mmですが、コンパクトミニvブレーキは90mm前後。vブレーキよりも少し短い感じですね。また一般的なvブレーキと違い、コンパクトミニは、太いタイヤには対応していません。次は弊社のおすすめの、フレームをご紹介です!
そもそもグラベルロードにとって重要なモノはブレーキです。オフロードは道が舗装されていないため、ときには急停止をしなければならないこともありますよね。そこでこのフレームには、「フラットマウントディスクブレーキ」というものを使用しました。このディスクブレーキはシマノメーカーが提唱したもので、フラットに出っ張りなく、フレームへ装着できるもののことです。また、ブレーキの性能を生かすためにも、グラベルロードのフレームとフォークを、しっかり固定する必要があります。そのため「AC388」フレームには、クイックリリースを廃止して12mmのスルーアクスルというのを採用しました。ちなみにクイックリリースというのは工具を使わずにホイールを外すことができる部品ですね。「AC388」フレームには、東レT700カーボンファイバーによって強化されており非常に硬いフレームになっています。こうした剛性はスピードを上げるのにも役立ちますよ。最後に、黒・赤・黄色・青・水色・青と水色のグラデーションを用意していますので、あなたの好きな色が見つかるはずです。
まとめ
ここまで読んでくださりありがとうございました。今回はグラベルロードなどで主に使われているvブレーキについて触れていきました。vブレーキのアップグレードはすでに終了しており、シクロクロス・グラベルロード共に、ディスクブレーキへ転換してきています。ゆえにディスクブレーキの性能についても触れていくといいでしょう。