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SAPIM CX-RAYスポークの真価とは?

による nicole hu 23 Apr 2021 0 コメント

 ICANの新作MTBホイールがデビューしました。

27.5erのカーボンホイール、前後セットで7万円の前半という魅力的なモデルですが、

今回特に注目していただきたいのは、そのスポークについてです。

SAPIM CX-RAYという、理想的なものを組み合わせることができました。

 

1 SAPIM CX-RAYスポークの真価とは?

 

自転車のスポーク界で名声を欲しいままにしているSAPIMですが、その上級モデルCX-RAYの評価はさらに高いものがあります。

 

28本ずつのスポークで前後のホイールを組んだ場合、このスポークは約2万円のコストを要求する高級品です。

絶賛に近い評価の中から、主な点についてあげてみましょう。

 800X800  sapim-cx-ray-straight-pull-

① 頑丈である

スポークの破損は、ハブに接続する首の部分に集中します。いわゆる「首が飛ぶ」という症状です。CX-RAYに限らずSAPIMというメーカーはスポーク折れの少なさから高い評価を得ています。

ICANのMTBホイールには、すべてSAPIMのスポークが使われています。

 

② 軽量である

ホイールにとって、軽量であることは最大の武器となります。SAPIM CX-RAYは軽量さにも定評があります。スポークが軽量であれば、ニップルに肉厚のものを遠慮なく使うことが可能となり、ホイールの強靭さを高めることができます。

 

③ 靭性が高い

スポークに求められるのは剛性でなく、靭性、つまり粘り強さとしなやかさです。

靭性が高いほど強いテンションでホイールが組めることになり、結果としてホイール全体の剛性を高めることができます。しかも乗り味の面でも、このしなやかさは体感できるレベルのものです。

MTBの過酷な使用状況においては、この靭性の高さは破損の危険性を回避するのにも有効です。

最高品質の18-8ステンレスを使用したSAPIM CX-RAYのスポークはこの要素を高いレベルで満たしています。

 

④ 程良いエアロ形状である

エアロ形状と横風への強さは両立の難しいものです。SAPIM CX-RAYは絶妙な断面形状により、この両立をはかっています。

 

2 ICANの新しいMTBホイール

 

日進月歩のMTBホイール業界において、ICANのMTBホイールは高い評価を得て来ましたが、新しいシリーズの先駆けとして、27.5erF730モデルを発売しました。

30㎜幅のカーボンホイールで、クリンチャー専用モデルです。

重量も前684g、後804g、セットで1488gという軽量なもので、価格は72,995円(税込、送料込)となります。

 

先に触れたように、このホイールはSAPIM CX-RAYを採用していることで注目を集めていますが、ハブにも手抜かりはありません。名門DT SwissのDT350Sという選択で、ホイールの完成度を高めています。

2年間保証が付いていることも、信頼の証です。

 

ICAN 27.5eF730公式サイト

 

3 まとめ

美は細部に宿るといいますが、CX-RAYスポークを得たICAN MTBホイールは美しい姿をしています。

お気に入りのタイヤをセットして、存分に山道を駆け巡ってください。

素晴らしい体験があなたを待ち受けていることでしょう。

 

 

【参考記事】

ICANのMTBフレームでバラ完つくる! かかる費用は?

 

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