スピードメーターは付けたほうがいいのか
最近の自転車は日々進化しています。
特にロードバイクなどはどんどん軽くなっていて、運転しただけでその速さは実感できると思います。
ちなみに、プロのロードバイクレーサーは時速70km以上で走るのだとか。
一般の方でも、早い方だと時速60kmくらいは出ているらしいです。
そうなると少し気になるのが、自転車でかっ飛ばしていると「スピード違反」にならないか、と言うことです。
■スピード違反はない
自転車は、道路交通法上「軽車両」に分類されます。
しかし、軽車両の速度についての記述が法律にありません。
つまり、自転車では何キロで走ってもスピード違反にならないのです。
ただ、安全に走れるところでだけ飛ばしてくださいね。
自転車で飛ばしていいとなると、何キロで走っているのか気になるところです。
そこで、本題のスピードメーターが欲しくなります。
スピードメーターは付けた方が良いのでしょうか。
■スマホがあるので後でルートや速度を出すのは簡単
実は、スピードメーターはなくてもそれほど困りません。
今や、スマホがあるので、あとでルートや速度を確認するのは簡単です。
Google mapでは「タイムライン」と言う機能があり、GPS情報からあなたの行動パターンを記録してくれています。
どこの道を通って、どこに行ったなど、数年前にさかのぼって確認することができるのです。
スピードメーター設定をすれば、速度表示もできるのです。
■自己満足
スピードメーターは基本的に自己満足のものとなります。
なにせ、速度制限がないのだから制限速度を守ると言う概念がないのですから。
「時速〇キロまで出すことができたぞ!」と自分で確認するためにスピードメーターはあり、ほとんど自己満足の世界と言えます。
良いじゃないですか自己満足。
元々自分のための自転車で、自己満足の塊です。
そう考えると、かっこいいスピードメーターが欲しいところです。
■後付けは配線が見苦しい
お店に行ってスピードメーターを探してみると、安いものだと800円くらいから、カメラGPS一体型の5万円を超えるものまであります。
安いものが良いと思い、探してみると大きな弱点がありました。
スピードメーターの仕組みですが、スポークにマグネットを取り付けて、フロントフォークに受信器を付けます。
タイヤが1回転するたびに受信機がそれを感知して、距離の情報として受け取ります。
時間と距離が分かれば、中学生の時に習った公式で速度が出ると言うわけです。
単純なので、初期設定をきちんとしておけば割と正確に速度を計れます。
壊れにくいのもいいのですが、ハンドルからフロントフォークまでの配線が美しくない。
どんなにきれいに配線しても美しくないのです。
高級機はGPSを搭載しているので、タイヤまでの配線などはないのですが、GPSの制度がどれほどなのか少し疑問に思っています。
直線の時などは速度の表示が少し遅れて表示されているように感じます。
■スマホホルダーを買うだけでOK
スピードメーターは高価だし、得るものは正確さがあまりない情報だけです。
マグネット式のスピードメーターは、配線が美しくないので、おすすめしません。
お試し的につけて、楽しむようなものと考えたらいいのかもしれません。
それよりも、スマホ用のホルダーを探してみてはどうでしょう。
自動車用はたくさん売られているのですが、自転車用は比較的種類が少ないのです。
2,000円から3,000円位で買えるので、必要だと思ったら探してみてください。
走行中に大事なスマホを落としてしまわないように、少ししっかりしたものを選ぶのがコツです。
スピードメーターもドライブレコーダーもスマホで無料アプリがあるので、スマホがあれば最強かもしれませんね。
■まとめ
スピードメーターはあまり正確な値は出ません。
それが分かった上で、ある程度の速度が知りたいという目的ならば良いと思います。
専用機を付けるのも良いと思いますが、スマホホルダーを買ってスマホを取り付けるだけで希望は叶うかもしれません。
地図、スピードメーター、ドライブレコーダー、欲しいものは大体スマホで叶います。