自転車の運転のしかたで分かるあなたの性格とは
自転車の運転って自動車の運転と似ていて、性格が出ると思いませんか?
今回はそのメカニズムと、簡単なあなたの性格診断をお知らせします。
まず、自転車運転中は匿名性が高くなるといわれています。
これを、「アイヒマン実験」と呼ばれています。
自転車に乗ると人は本性が出る
アイヒマンとは、大量のユダヤ人を殺害したホロコーストの責任者、アドルフ・アイヒマンの名前で、彼はただ命令に従っていた仕事にまじめな男だったとのことです。
普通だったら、人を殺すことができるボタンを押すことには躊躇があるでしょうが、「命令されただけだから」と言う匿名性から躊躇なくボタンは押し続けられました。
このように、匿名性が高まると人は攻撃性が高くなったり、本性がでると言われているのです。
そういえば、SNSではよくもめ事があるようですが、これも匿名性による攻撃性が出たものと言われています。
運転における性格とは
まずは、一人で運転しているときのことを考えてみましょう。
荒々しい運転をする場合は、「攻撃的な性格」をしています。
ヒルクライムの時でも力業で登ったり、ダウンヒルの時は、周囲の人のことを考えずに幅寄せしてきたり、マナー的に良くない運転は自分でも気付くはずです。
街中でも知らない人の真後ろに着いて走り、あおり運転のような事をしていたる事に心当たりはないでしょうか。
気付いていてもついついやってしまう場合、上記の「匿名性による攻撃性」が表れているのです。
運転の中でも急ハンドル、急ブレーキが多い場合は、「大雑把な性格」かもしれません。
細かく考えたり、先を予想したりしない場合、どうしても急ハンドルや急ブレーキが必要になってきます。
大雑把なところがあると言えます。
つぎは、運転中前に人が自転車で走っているのを見ると追い越したくなってしまったり、実際に追い越すことが多い場合は、「負けずぎらいな性格」です。
別に急いで追い越しても次の信号で追いついてしまったりして、実は追い越す必要はないくらいのスピード差はない場合でも、頑張って追い越してしまうのですよね。
負けずきらいが出てきています。
最後に、交差点などでも人や自動車が出てくることを予想したり、信号が変わるのを早めにスピードをゆるめたりする慎重な運転の場合は、「小心者、神経質な性格」と言えます。
安全運転ということですので、そのままで行ってください。
ツーリングの時の運転にでる性格とは
ツーリングの時は、自分の走りよりも他人の走りが気になることが多いですよね。
ツーリングの時は、列をなして走ることがほとんどです。
2列になると横幅が出てくるので、自動車が走る道では危険です。
また、トップや最後尾の方にはそれぞれ役割があり、ビギナーは2番目くらいがちょうどいいと言われています。
それにも拘らず、前に行ったり、後ろに行ったり、自由な運転の人もいます。
列が乱れたりしてしょうがない時もあるのでしょうが、いつもの場合は、「協調性がない性格」と言えるでしょう。
列が離れていても先を先を急ぐトップのリーダーもおられますよね。
スケジュールを順守するまじめな性格ゆえに、人のことを思いやる気持ちが欠落しているのです。
そういった方は、トップやリーダーには向いていないかもしれません。
後ろからやたら近づいてくる人もいます。
空気抵抗を減らすという話もありますが、レースでもないのにいつもくっついていると前の人はかなり緊張します
仲のいい人にはしないので、自分よりも目下の人にする場合は、他人を追い詰める性格ですね。
ツーリングの場合は、ある程度知っている仲間での自転車の移動なのに、追い詰めてくるのは「いじめ」に近いものがあります。
あまりいい性格ではないので、少し距離を置いたほうがいいでしょう。
自転車の距離も、こころの距離もダブル・ミーニングで。
まとめ
自転車の運転には匿名性が出るので、素の性格が出易くなってしまいます。
人によっては攻撃的になったり、交差点などでスピードを緩めない不用心な運転になってしまったりします。
そのことを分かった上で安全運転を心がけましょう。
自転車の運転は自分の心を映す鏡でもあったのですね。
自転車から学ぶことは多く、奥が深いのも魅力ですね。
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