楽しい自転車通勤のすすめ
あなたは会社へ行くときの通勤方法って何ですか?
自転車での通勤を考えてみてください。
やってみるとこれが、とても気持ちが良いものなのです。
■自転車通勤のメリット
考えてみれば、自転車通勤と言えばイメージは良いことばかりです。
・交通費がかからない
・コロナの心配をしなくていい
・バスよりも通勤時間が短い
・運動不足解消
・ダイエット効果
これらのメリットを本当に得られるのか、体験するためには自転車を買う必要があるのですが、買う前にちょっとだけ読み進めてみてください。
せっかく新しい自転車を買ったとしても、乗るのが大変で嫌になってしまったとしたら、安物買いの銭失いとなってしまいます。
たとえ5,000円の激安自転車があったとしても、乗らないのならば損でしかないのです。
■自転車通勤の前に知ってほしいこと
もしかしたら、あなたは自転車を持っていないかもしれません。
最近では、シェアサイクルもあるので試してみてもいいでしょう。
自転車に座った瞬間思うのです。
「椅子が固い」と。
あなたのうちから会社までどれくらいの距離があるのかはわかりませんが、その距離を走る間で、お尻が痛くなります。
道を走るとしても、歩道を走るのか、車道を走るのかで多少違いますが、歩道を走った場合はなおのこと痛いです。
自転車はそもそも道路交通法で車道を走るものなので、あなたにもぜひ車道を走っていただきたいのですが、歩道も走ることは認められています。
ただ、歩道を走ると、曲がり角ごとに段があるのはイメージできますか?
こんなのです。
1回や2回の段なら良いのですが、長い距離走っていると、この段を乗り越えるたびにお尻が痛いのです。
あとは、ハンドルからの振動で掌がかゆくなったり、痛くなったり、とても楽しい自転車通勤とは言えません。
一度でも少し良い自転車に乗ったならば、こんな椅子では「自転車通勤とはお尻が痛くなるもの」と思ってしまいかねません。
どうせ自転車通勤をするのならば、あなたには楽しんでほしいのです。
楽しい自転車通勤のすすめです。
■自転車の前かごは使わない
自転車と言えば、決まって前かごが付いています。
ここに貴重品を入れていると、ひったくりにあう可能性もあるので危ないです。
しかも、先ほどお知らせしたような歩道の段を乗り越える際に、荷物を落とす可能性があります。
大事なスマホの液晶が割れるかもしれません。
あまりいいことはないのです。
リュックを背負うと良いでしょう。
それでも、あまりたくさんの荷物を持って運転するのは危険ですし、端から見たらあまりスマートではないですよね。
荷物はリュック1個にまとめたいものです。
■MTBと言う選択肢
色々考えると、あなたが自転車通勤にあまり慣れていないのならば、MTB(マウンテンバイク)がイチオシです。
精神的に、技術的に、車道を走ることができるようになれば、ロードバイクと言う選択肢もあると思います
でも、気軽に楽しい自転車通勤を始める場合は、MTBをおすすめしています。
普通自転車のフレームって直線を組み合わせた形状をしていますよね。
そして、その交点にハンドル、ペダル、ギア、前後輪などの部品が付いています。
直線の集合のMTBは実用的かもしれませんが、美しさは足りないと思っています。
例えば、当店で扱っているMTBを見てください。
ところどころ曲線を取り入れ、パッと見ただけで良い自転車だと分かります。
あなたも「美しい」と感じませんでしたか?
そして、美しいだけではありません。
上記でお知らせしたお尻の痛さは、かなり軽減されます。
フレーム中央にサスペンション(ダンパー)が付いているのにお気づきでしょうか。
このサスペンションが、道からの衝撃を吸収してくれるので驚くほど静かに乗れます。
元々悪路を走るために生まれた自転車です。
舗装された道路を走るのだから、多少の段でもほとんど気になりません。
少なくともシェアサイクルの自転車とは段違いです。
振動を吸収するのはサスペンションだけではありません。
太いタイヤも理由の一つです。
太いタイヤは道からの衝撃を吸収する役目と、道にある小さな障害物があっても道をしっかりグリップする役目があります。
比較対象のシェアサイクルではこのような効果は期待できないことは、この画像を見たらすぐに分かると思います。
快適な自転車通勤には「軽やかさ」も欲しいところです。
試しにシェアサイクルにでも乗ってみてください。
ペダルの重さに「ああ、自転車ってこんなだったな」と少しがっかり気味に思い出すでしょう。
調べてみるとあの赤いシェアサイクルの重量は約33kgもあるみたいです。
小さいのに重たいものです。
色々な人が雑に使うことを想定しているのか、頑丈な分重たいのです。
一方で、先ほど紹介したMTBは25kg未満なのです。
その差約8kg。
米袋1つ分も違うというのです。
米袋1つを背負ったまま運転しているようなもの。
重たいと感じるのは当たり前ですよね。
ぜひこのMTBの軽さに驚いてください。