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ロードバイクで集団走行(グループライド)するときの注意点

による nicole hu 09 Nov 2021 0 コメント

 ロードバイクで集団走行(グループライド)をするときがあると思います。

その時に意識していないと「並走しにくい人」となってしまうことがあります。

 

並走しにくいということは、グループ全体のバランスが悪くなり、結局グループにいにくくなってしまいます。

そうならないためには、まず並走しにくい人とはどんな人かチェックしていきましょう。

ロードバイクで並走しにくい人

  • 速度が安定しない人

平坦な道でもそうなのですが、峠の上りや下りでも速度が安定しない人がいます。

ギアチェンジのタイミングが他人と大きく違う場合も後ろを走るのは難しいです。

 

頑張って走ったかと思ったら、疲れたのかスピードが落ちてきたり、また思い出したようにスピードを上げたりするのです。

 

同じ速度で走り続けるというのは意外と難しいものです。

それが求められているわけではありません。

前の人と適正な間隔で走ることが出来るということが求められるのです。

 

  • 蛇行する人

ロードバイクでは1列になって走行します。

『ライン』とか『トレイン』とか表現することもあるくらい一直線です。

 

これにより風をよけて抵抗を減らす効果があります。

ところが、蛇行する人がいるとラインが崩れます。

 

防風効果も下がるのでその人だけの話ではなくて、周囲の人も疲れやすくなってしまいます。

 

自動車側からの意見としても、突然横からスライドするようにして自動車の前に飛び出してくることになる訳なので、実際危険です。

 

車間を適正に開ければタイヤの干渉を避けるために左右に動く必要はありません。

前との適正な間隔をとることで解消されます。

 

  • 急ブレーキをかける人

集団走行の時は、1〜1.5車身の距離をあけて走るのが望ましいです。

そんなに慣れていない場合は、もう少し離してもいいのですが、近い方が防風効果も高く、一体感も生まれます。

 

ブレーキは必要な時にはかける必要があるのですが、周囲とタイミングが違う人がいると後の人が危険にさらされます。

また、ブレーキングが自分と合わないと思った人は、距離をあけるようになってしまいます。

ライン形成の妨げにもなります。

 

人や車の飛び出しはあるかもしれないので、その際は急ブレーキが必要でしょう。

ただ、頻繁に急ブレーキをかける場合は、スピードの上げ具合や危険予知が欠けている可能性があります。

十分に注意して走行することで走りやすくなるでしょう。

  • 速すぎる/遅すぎる

時々、腕自慢というか、足自慢の方がいます。

前後のことを考えずに、早すぎたり遅すぎたりするのでライン形成の妨げになります。

 

技術の問題ではなく、心の問題かもしれません。

心が許せるメンバーと走った方が楽しいし、効果も高いというのはこういったところにもかかわってきます。

 

休憩地や目的地で一緒にご飯を食べたりすることで次第に仲良くなり、段々と円滑になってくるかもしれません。

最初から全てがうまくいくグループなどないので、地道でも交流から始めてみましょう。

速すぎたり、遅すぎる問題も次第に解決していくでしょう。

 

  • 信号無視をする人

自転車で走っていれば必ずどこかで信号に引っかかります。

赤では当然止まるとしても、黄色の時に止まるか走り抜けるかは運転者の判断となります。

 

ロードバイクであっても街中で走っていれば時速30km前後だと思われます。

信号の黄色の時に止まれないから通り過ぎるということはないと思います。

「黄色に気づいたら停止」という簡単なルールを設定して、それを守るだけで格段に走りやすくなります。

 

最終的には一緒に走っている人の問題となります。

自分のことだけではなく、前後の人のことも考えて走ることで全体が走りやすくなります。

 

  • 後ろをちらちらと見る人

走りながらちらちらと後ろを見る人は2パターンいます。

1つ目は、後ろの人のことを心配してみてくれているパターンです。

 

もう1つのパターンは、「追いつけないだろう」という感じで追いつかないように適度なスピードで走るパターンです。

 

どちらのパターンも後ろの人は走りにくいです。

一緒に走るくらいならば、ある程度仲間を信じて走ってくれる人の方が走りやすいです。

ロードバイクで集団走行(グループライド)するときの注意点

まずは、メンバーの選定、目的の統一からスタートするべきです。

大きく分けて2パターンのどちらかに分類しましょう。

 

メンバーの脚力がある程度そろっていて、ローテーションを適切に行い目的地まで速く、防風して楽に走破するパターンが1つ目です。

気の知れた仲間との集団走行がこちらのパターンです。

 

2つ目は、メンバーの脚力がバラバラの時です。

目的地までバラバラにならないように、まとまって走らないといけないパターンです。

初めての集団走行や、付き合いの短い人同士の走行がこちらのパターンです。

 

後者の時は車間距離をあけ気味で走った方が、安全に円滑に走ることが出来ます。

まとめ

ロードバイクで集団走行(グループライド)を円滑にするためには、自分だけではなく、周囲の人のことも考量して思いやれるようになれることが必要です。

 

もちろん、ある程度脚力が揃っていた方が走りやすいですが、それは一緒に走っていれば次第に全体的に上がってくるものです。

まずは、仲間同士での関係の強化から始めると走りにもいい影響が出てくるでしょう。

 

外部ライター・奥野 晃一

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