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街乗りロードバイクに適したペダルとその理由とは

による nicole hu 15 Aug 2021 0 コメント

ロードバイクで街乗りをしようと考えたら、それぞれ一番適したパーツがあります。

中でも、今回は「ペダル」に注目して考えてみたいと思います。

 

選択肢は2つ

まずは、大きく分けてペダルには2種類あります。

靴とペダルを固定してしまう「ビンディング」とあえて固定しない「フラットペダル」です。

初心者の方の多くがフラットペダルを選ばれることでしょう。

 

コスト的に安いというのもありますし、気軽に自転車に乗り降りできるというメリットからフラットペダルが選ばれることが多いでしょう。

 

そして、ある程度ロードバイクに慣れてきたらフラットペダルからビンディングにステップアップするという考え方もあるようです。

まずは、それぞれのメリット・デメリットをお知らせしたのち、どちらが街乗りに適しているのか考えてみたいと思います。

 

フラットペダルのメリット・デメリット

何と言ってもフラットペダルの一番のメリットは安いことだといえるでしょう。

安い物だと300円位からあり、高級品を見ても5,000円くらいから2万円くらいまであります。

当然普通の靴で乗れますので、手軽さもあります。

 

逆にデメリットは、靴とペダルが固定されていないので雨の時など滑りやすいです。

以下にお知らせするペダルへ伝わる力もビンディングペダルに比べると少なくなってしまいます。

 ICAN road bike

ビンディングペダルのメリット・デメリット

ビンディングペダルの良いところは、がっちり足とペダルを固定できることです。

漕ぎだしの時に、滑って、立ちごけしなくて済みます。

 

漕ぐときに「踏み足」と「引き足」が使えるようになるので、疲れにくくなり、スピードも速く出せるようになります。

 

踏み足と引き足では、使う筋肉が違うのです。

たとえば、右足で踏んでいるとき、左足ではペダルが上がる方向に動いています。

 

この時左足はペダルの上に乗っているだけなのでフラットペダルの場合は「負荷」になっています。

ビンディングペダルの場合は、右足で踏んでいるときは、左足で引いています。

 

踏みと引きの両方でペダルを回すので、より力がギアに伝わるのです。

速く走る場合も長距離走る場合も有利となります。

 

速度も安定しやすいです。

フラットペダルの場合、踏むだけだと右だけ、左だけと力が伝わるので、力が伝わっていない瞬間があります。

それに対して、ビンディングペダルの場合は、ほぼすべての瞬間で力を加え続けています。

そのため安定して速度を維持しやすいのです。

 

坂道を上るときも力が伝わりやすいので昇りやすくなります。

 

デメリットとしては、足とペダルが固定されているので、転倒の時に足が自転車と離れません。

転んだときに足と自転車が離れず、起き上がれないときに道路を走ってきた自動車にひかれるという事故も報告されています。

 

専用の靴が必要であることとペダルと靴を固定する機構が必要であることから、価格が高くなる傾向にあります。

 

乗りにくいこともあって、練習が必要という点もデメリットに入ると思います。

 自転車icanロードバイク

街乗りのロードバイクではフラットペダルがおすすめ

街乗りで自転車に乗る場合は、フラットペダルがおすすめです。

ロードバイクに乗る場合は、ある程度慣れるとビンディングペダルに切り替えたくなるのですが、通勤・通学などで使われる場合はフラットペダルのままの方が便利だと思います。

 

第一に乗り降りが簡単です。

乗り降りの時に靴の固定がないからです。

 

街乗りの場合、必ず信号に引っかかることがあります。

交差点や横道があるときに急に止まる必要があることもあります。

 

靴とペダルが外れない場合は、転んでしまうかもしれません。

利便性の面と安全性の面でフラットペダルの方が有利なのです。

 

ただ、固定されない場合は、漕ぎ始めに靴とペダルが滑ることがあるかもしれません。

特に雨の日です。

靴に泥が付いているときは、滑りやすくなります。

この辺りは注意することで回避しましょう。

 

踏み足と引き足が使えないので漕ぐのには多少の不利が出てきます。

しかし、ロードバイクを選んだ場合は、ペダルが何であれ、ロードバイクです。

 

シティサイクル(ママチャリ)やミニベロとは明らかに違います。

走る速度が全然違うので、ビンディングペダルの効果は享受できませんがロードに乗っている効果は十分に享受できます。

通勤・通学程度ならば十分だとの判断です。

 

フラットペダルは街乗りに向いていない

ロードバイクに乗り始めたころは、足の土踏まずの部分で漕いでしまうので、ビンディングペダルだと固定されていて、親指の付け根辺りに力を入れて正しく漕げるようになるためにはビンディングペダルの方が良い場合もあります。

 

ただし、ビンディング用の専用の靴は自転車を降りてしまったら歩きにくいのです。

滑りやすいのもあるのですが、突起物があるのもあって、ペンギン歩きの様にヨチヨチ歩いてしまいます。

 

通勤・通学において、自転車のみで歩かない事なんてほとんどないでしょう。

歩くとき用の靴と自転車に乗るとき用の靴と2種類準備して通勤・通学されている方もおられるほどです。

 

最終的にはご自身の判断となりますが、通勤・通学の場合はフラットペダルの方が向いていると筆者は考えています。

 

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