ロードバイクの輪行バッグには選び方がある
愛する自転車とともに電車やバスに乗るときは必ず輪行バックが必要です。
「輪行バッグ」は「輪行袋」とか「自転車バッグ」とも呼ばれています。
あなたが本当に必要としている輪行バッグの選び方をお知らせします。
輪行バックには大きく分けて2種類ある
輪行バッグには、大きく分けて2種類あります。
縦長の「縦形」と横に長い「横形」です。
もっとも「縦形」とか「横形」とか呼ばれることはほとんどありません。
パッと見ただけで縦に長いのか、横に長いのかで判断できます。
男性は一般的に背が高いので、どちらでも大丈夫ですが、重心が低くなることから縦形の方が持ちやすいです。
逆に女性は横形にしないとバッグの底が地面についてしまうので、高い位置で持とうとして疲れやすいです。
輪行バッグに合わせた収納方法
そして、縦形と横形で自転車の収納方法が変わってきます。
縦形の多くは、前輪だけ、もしくは前輪も後輪も取り外して、自転車を縦にして収納することになります。
自転車は縦にしておくように作られていませんので、バランスが悪いことが多く、自立しないことが多いです。
横形の場合は、前輪だけ、もしくは両輪とも外して、横長に持ちます。
こちらもそのままでは自立しませんが、フレームを上下逆にして入れることで、サドルが下になり、自立しやすくなります。
個人的には、前輪だけ外して収納するタイプの横形の輪行バッグが、一番収納が簡単で、めんどくさくないので長く使えるようです。
ミニベロやMTBならばもっと色々な種類があるのですが、ここではロードバイク用と言うことでお知らせしています。
輪行バッグの厚さ
輪行バッグには、薄手のものと圧手のものがあります。
薄手のものでも意外に頑丈で破れたりはしないのですが、1年~2年も使っていると段々格子状に薄くなっていきます。
破れるまで使うと言うよりは、見た目にみすぼらしくなってしまうので、新しいものに買い替えるような感じです。
収納したら買い物袋よりも少し大きい程度のものもあります。
厚手のものは頑丈ではあるのですが、畳んでも比較的大きいので、荷物になります。
サイズもチェック
自転車が収納できることが分かっても、電車に乗せられないこともあります。
例えば、JR各社のホームページを見てみると持ち込める手荷物は、3辺の合計が「250cm以内」と決まっています。
ロードバイクの場合、前輪だけを外すタイプは250cmを超えてしまうものがあるので事前にチェックしておきましょう。
一緒に準備したい小物
○フレームエンド金具
大事な自転車を輪行バッグに収納して移動するときに、ガツンと置いてしまい中身が心配になったことはないでしょうか。
後輪を外したところに取り付けることで、フレームの保護になる上に、起きやすくなるという一石二鳥の金具です。
○ダミーハブ
チェーンを、転生をかけた状態で固定することができます。
輪行バッグに入れるときに使うほか、日ごろのメンテナンスなどにも使えるので、ある意味お得かもしれません。
○スプロケットカバー
自転車のスプロケットにはチェーン油が付いています。
このまま輪行バッグに入れると袋が汚れてしまうのです。
スプロケットにかぶせることで輪行バッグの汚れを予防します。
ちなみに、歯車と歯車がかみ合うものを「ギア」と呼びますが、歯車とチェーンがかみ合うものを「スプロケット」と呼びます。
自転車にはギアはなく、スプロケットが付いています。
まとめ
輪行バッグには、縦形と横形ある。
体形に合わせて、持ちやすいものを選びましょう。
前輪、後輪片方だけ、もしくは両方を取り外して収納するタイプがありますが、目的の大きさにできるものを選びましょう。
生地の厚さは好みもありますが、少し心配になるくらい薄いものの方が持ち運びに便利です。