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ICAN FL38 MAX ホイールセット実走レビュー――「軽さ・速さ・価格」、その“三択”はもう古い

による nicole hu 14 Feb 2026 0 コメント

ロードバイクのホイール選びには、長年語り継がれてきた“暗黙のルール”があります。

「軽い・速い・安い、この3つを同時に手に入れることはできない」

軽量で空力にも優れたホイールが欲しければ、
当然のように15万円〜25万円クラスの“ブランド価格”を受け入れる必要がある。
逆に、価格を抑えれば重量や剛性、作りのどこかに妥協が出てくる。

——本当に、そうでしょうか?

今回ご紹介する ICAN FL38 MAX は、その常識に正面から疑問を投げかける存在です。
アメリカのロード系YouTuber Luis Scott 氏による実走レビューをもとに、
日本のライダー目線で「なぜこのホイールが特別なのか」を掘り下げていきます。

スペックだけで“違和感”を覚えるホイール

まず最初に、FL38 MAX の数字を見てください。

  • リムハイト:38mm

  • ブレーキ:ディスク

  • 実測重量:前後合計 1,298g

  • 実走状態(リムテープ・バルブ込み):約 1,358g

  • 価格:799ドル(日本円で見ても11万円台前半)

この条件を満たすカーボン・ディスクホイールが、
通常どの価格帯に属するかを考えれば、この時点で“異常”です。

日本市場で「1,360g以下」のディスクカーボンホイールを探そうとすると、
ほぼ確実に 20万円前後〜 がスタートラインになります。

それが、
10万円台で、実測 1,300g 未満。

Luis Scott 氏は動画内で、こんな言葉を残しています。

「普通は “軽い・速い・安い” のうち2つしか選べない。
でも ICAN FL38 MAX は、その3つが同時に成立している。」

この一言が、このホイールの本質を非常に端的に表しています。

見えない部分こそ、カーボンホイールの本当の品質

多くの人が、ホイールを見るときに注目するのは外観です。
ロゴ、リムの仕上げ、カーボンの質感。

しかし、**本当に作りの差が出るのは「見えない部分」**です。

Luis Scott 氏が強く評価していたのが、
リムベッド(ニップル側内部)の仕上がりでした。

低価格帯のカーボンホイールでは、

  • 内部に余分なレジンが溜まっている

  • カーボンの積層が荒い

  • 気泡やムラが残っている

といったケースが珍しくありません。

ところが FL38 MAX のリム内部は、
非常にクリーンで、均一、滑らか

これは単なる見た目の問題ではなく、

  • 成形精度の高さ

  • レジンコントロールの安定性

  • 長期使用時の信頼性

すべてに直結する要素です。

「見えない部分をここまで作るメーカーは、
 表から見える部分も手を抜かない」

そう感じさせる仕上がりです。

“硬すぎない”のに、驚くほど反応がいい理由

FL38 MAX のもう一つの特徴は、絶妙な剛性バランスです。

テストでは、

  • Vittoria Corsa Control 30mm

  • 空気圧 55PSI
    という、どちらかと言えば快適性重視のセッティングが使われました。

それでも、

  • ダンシング時のヨレ感なし

  • 踏み出した瞬間の反応が速い

  • フレームを左右に振ってもリムが逃げない

という評価。

ここで面白いのが、
スポークが Sapim CX-Ray(スチール)である点です。

最近は「カーボンスポーク=高剛性・高反応」がトレンドですが、
ICAN はあえて実績のある CX-Ray を採用。

その代わりに、

  • リムの肉厚設計

  • カーボン素材(T700+T800)の使い分け

  • スポークテンション設計

で、“即応性”を作り出しています

結果として、

「硬すぎず、でも踏めばすぐ前に出る」

という、日本のライダーが最も好むフィーリングに仕上がっています。

惰性テストで分かる「本当の走行効率」

Luis Scott 氏は、
いわゆる “コースティングテスト” も行っています。

2人のライダーが同時にペダリングを止め、
どちらのホイールがより長く、より遠くまで転がるかを見るテストです。

このテストで FL38 MAX は、
Roval などのハイエンドホイールと同等レベルの結果を記録。

これは、

  • リム形状の空力効率

  • ハブ内部抵抗の低さ

  • 全体のバランス

が高次元でまとまっている証拠です。

ハブの完成度が生む「気持ちよさ」

FL38 MAX のハブは、
DT Swiss 系と同構造の スターラチェット方式

  • 踏んだ瞬間に反応する

  • 遊びが少ない

  • メンテナンス性が高い

そして、
高精度ハブ特有の 軽快で細かいフリー音

日本では、この“音”を気にする人も多いですが、
FL38 MAX は「うるさすぎず、静かすぎない」
ちょうど良いバランスです。

現代的タイヤサイズに最適化された設計

  • 内幅:21mm

  • 推奨タイヤ:28〜30mm

  • スポーク数:前後24H

  • 組み方:2クロス

日本の路面事情、
ロングライド、グループライド、ヒルクライム——
どれにも対応しやすい、万能型の設計です。

まとめ:価値の基準は、もう変わった

ICAN FL38 MAX は、
「安いのに良い」ホイールではありません。

「これで十分」ではなく、
 「これが基準になる」ホイール
です。

  • 1,300gを切る軽さ

  • 実走で分かる反応性

  • 見えない部分まで作り込まれた品質

  • そして現実的な価格

今後、
「15万円以上出さないと軽量ホイールは無理」
という考え方は、確実に変わっていくでしょう。

Luis Scott 氏自身も、
今後はよりハードな条件(激しい集団走行、山岳)で
このホイールを試す予定だと語っています。

その結果次第では、
“ブランドで選ぶ時代”そのものが終わるかもしれません。


ICAN FL38 MAX を検討している方へ

もしあなたが、

  • 初めての本格カーボンホイールを探している

  • 今のホイールから確実に走りを変えたい

  • 価格だけで妥協したくない

そう思っているなら、
FL38 MAX は間違いなく「有力な選択肢」です。

👉 ICAN公式サイト / 日本向け販売ページはこちら

https://icanjp.com/collections/fl-max-wide-rim-wheelset
(在庫・納期・保証内容も確認できます)

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