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【実走レビュー】ICAN GRARO|エアログラベルフレームの実力

グラベルロードが登場して以来、「1台でどこまで走れるか」という価値観は大きく変わりました。 ロードバイクのスピードを楽しみながら、林道や未舗装路にも気軽に踏み込める。そんなオールラウンドな一台を求めるライダーが年々増えています。 今回紹介するICAN GRAROは、そんな現代のグラベルライダーに向けて開発されたフルカーボングラベルフレームです。 エアロロードを思わせるシャープなフォルムを持ちながら、40Cクラスのワイドタイヤに対応し、ロングライドやバイクパッキングまで幅広くこなせる設計が特徴です。 さらに、GRAROが注目を集めている理由は性能だけではありません。 今回レビューした車体には、まるで漫画から飛び出してきたような特別なカスタムペイントが施されており、唯一無二の存在感を放っています。 果たしてGRAROは「見た目だけ」のフレームなのか。それとも本格的なパフォーマンスも兼ね備えているのか。 実際のライドをもとに、その魅力を詳しく紹介します。 ICAN GRARO 主な特徴 フルカーボングラベルフレーム Toray T700・T800・T1000カーボン採用 フレーム重量:約1,000g(塗装仕様により変動) 最大40Cタイヤ対応 UDH(Universal Derailleur Hanger)対応 T47スレッド式BB採用 フル内装ケーブルルーティング 最大3色まで無料カスタムペイント対応 漫画のような存在感。自由に楽しめるカスタムペイント GRAROを初めて目にしたとき、多くの人が最初に注目するのはフレームデザインではないでしょうか。 今回紹介する車体は、『頭文字D』をイメージしたオリジナルデザイン。 マットホワイトをベースに、コミックの線画を思わせるブラックラインが描かれ、まるで二次元の世界から飛び出してきたような独特の雰囲気を演出しています。 もちろん、このデザインは特別仕様ですが、ICANではGRAROを含む一部フレームで最大3色まで無料のカスタムペイントに対応しています。 さらに、専用のペイントシミュレーションサイトも用意されており、自分だけのカラーリングを事前に確認しながらオーダーできるのも魅力です。 近年は「他の人と同じバイクでは物足りない」というライダーも増えています。 GRAROは、性能だけでなく、所有する喜びまで満たしてくれるフレームと言えるでしょう。 エアロロードのようなシルエットと、本格グラベル性能を両立 GRARO最大の特徴は、エアロロードを思わせる流麗なフレーム形状です。 一般的に、太いタイヤを装着するグラベルバイクでは空力性能との両立が難しいと言われています。 しかしGRAROでは、各チューブ形状を最適化することで、空力性能と快適性を高次元で融合しています。 使用されている素材は、 Toray T700 Toray T800 Toray T1000 という3種類の高性能カーボン。 負荷のかかる部分には高弾性T1000カーボンを採用することで、高い剛性を確保しながらフレーム重量約1,000gという軽量性も実現しています。 この価格帯でここまで贅沢なカーボンレイアップを採用しているモデルは決して多くありません。 見た目以上に快適な乗り心地 一見するとレーシングバイクのようなGRAROですが、実際に走り始めると印象は大きく変わります。 今回のテストでは40CのMaxxis Ramblerを装着し、約300kmにわたって舗装路と未舗装路を走行しました。 特に印象的だったのは振動吸収性の高さです。 タイヤ空気圧を約3.5barに設定すると、路面からの衝撃を自然に吸収し、長時間走っても疲労を感じにくい快適な乗り味になりました。 逆に4.0bar付近まで空気圧を上げると、路面追従性がやや低下し、ペダリングも重く感じられます。 GRAROは適切なタイヤセッティングを行うことで、本来の性能を最大限に発揮するフレームと言えるでしょう。 エアロフレームのようなルックスでありながら、オフロードではまるでマウンテンバイクのような安心感を与えてくれます。 UDHとT47採用で長く使える設計 GRAROは最新規格への対応も非常に充実しています。 UDH(Universal Derailleur Hanger)対応 SRAMが提唱するUDH規格を採用。 万が一ディレイラーハンガーが破損しても、世界中の多くのショップで交換部品を入手しやすく、長距離ツーリングや海外ライドでも安心です。 T47スレッド式ボトムブラケット...

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カーボンスポークとスチールスポーク、どちらを選ぶべき?

カーボンホイールを検討していると、多くのサイクリストが一度は悩むのが、 「スチールスポークとカーボンスポーク、どちらを選ぶべきか?」 という問題です。 以前はカーボンスポークといえば、一部のハイエンドホイールだけに採用される特別な存在でした。しかし近年は製造技術の進化により、軽量性や剛性だけでなく、耐久性やメンテナンス性も大きく向上しています。 では実際のところ、両者にはどのような違いがあるのでしょうか。 今回は重量・空力性能・剛性・耐久性・価格の5つの視点から分かりやすく比較していきます。 1. 素材の違い スチールスポーク 一般的なロードバイクホイールに使われているのはステンレス製スポークです。 耐久性が高く、錆びにくく、長年にわたって信頼されてきた定番素材です。 また、 丸スポーク エアロスポーク Jベンド ストレートプル など種類も豊富で、多くのホイールメーカーが採用しています。 最大のメリットは、 「どこでも修理しやすい」 という安心感です。 カーボンスポーク カーボンスポークには主にUDカーボンファイバーが使用されています。 カーボンは非常に軽く、高い引張強度を持つ素材です。 見た目も特徴的で、幅広くフラットな形状を採用しているモデルが多く、レーシングホイールらしい存在感があります。 近年では専用設計が進み、以前よりも信頼性が大幅に向上しています。 2. 重量はどれくらい違う? 多くのライダーが最初に気になるのが軽量性です。 一般的な重量は以下のようになります。 スチールスポーク:約4g/本...

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